不活化とは
不活性化とは、ウイルスや細菌などの病原体を死滅させることで、感染性を失わせることを言います。
不活性化には、熱、紫外線、薬剤などの方法があります。
例えば、インフルエンザウイルスは加熱やアルコールなどの薬剤で不活化できます。
不活化は、ウイルスや細菌を死滅させることを意味する「殺菌」と同じ意味です。
ただし、すべてのウイルスを死滅させているかは問わず、感染性が失われている状態であれば不活化となります。
「TPAフィルター」は捕集したウイルスなどを不活化できる
「TPAフィルター」は、電磁場を生成する際に20,000~40,000Vの電圧を発生させます。
これによりウイルスや細菌を不活化させることが実証されています。
この不活化させる技術は「TPAフィルター」だからこそ実現できる技術だといえます。
ウイルスで不活化を実証
「TPAフィルター」に、ウイルス(大腸菌ファージ)を用いて、ウイルスの不活化性能を実証しました。
その結果、「TPAフィルター」上のウイルスは99%以上不活化している事が確認されています。
※試験用TPAフィルター装置での実証結果です。実機、実使用環境によるものではありません。
試験方法
- TPAフィルターに大腸菌ファージ(Phi-X174)を塗布し、TPAフィルターを3時間運転。
- 運転後、TPAフィルターのウイルスを塗布した箇所をスワブして回収し、大腸菌の混濁液と寒天を混ぜ合わせる。
- 37℃で24時間、寒天培養した後、プラーク数からファージ濃度を算出。
- 対象群(稼働させていないTPAフィルター)との比較により、ウイルスの抑制率を算出。
試験機関
CHEARI(Beijing) Certifiction & Testing Co.